1993-06-04 第126回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
それと、今お話がございました一般によく知られております回虫症につきまして、法律の報告義務はございませんけれども、厚生省がやっております保健所での検査の数字といたしまして「保健所運営報告」の中で報告をされておりますが、これは昭和三十五年でございますが、寄生虫検査の結果からは、検査を受けた方がおおよそ八百万強ございまして、回虫卵を保有している方というのが百二十万強ございます。
それと、今お話がございました一般によく知られております回虫症につきまして、法律の報告義務はございませんけれども、厚生省がやっております保健所での検査の数字といたしまして「保健所運営報告」の中で報告をされておりますが、これは昭和三十五年でございますが、寄生虫検査の結果からは、検査を受けた方がおおよそ八百万強ございまして、回虫卵を保有している方というのが百二十万強ございます。
市街地の公園の砂場の六八・六%にトキソカラ属線虫卵という回虫卵でございますが、そういうものを検出したという報道もなされております。
で、そういうことでこの三十一年の最初の選定委員会の審査記録がここにございますが、予備審査としまして毒性は先ほど申し上げましたようにLD50はパーキロ五グラム以上と推定される、かつ著名な中毒症状及び主要臓器の変化を認めていない、主としてこれと回虫卵の洗浄効果が非常にある、こういう審査の上でこれが推薦に値すると、こういうことになっております。
洗剤の、野菜とか食器等洗う、特に野菜でございますが、三十年の初めのころに寄生虫でございますか、そういった回虫卵を非常によく落とすというようなことで、厚生省の方でそういう洗浄等についてかつて通知を出したことがあるわけでございますが、その後三十七年ごろにその洗剤について安全性がいろいろ問題になったことがございます。
○諸沢政府委員 先ほど先生から、僻地の児童生徒につきまして、胸郭異常とか、回虫卵保有、伝染性皮膚疾患の罹患者が一般の地域に比して多いという御指摘がございました。
○帆足委員 三木外務大臣のそのお考え方が、もう少し内閣全体の意見になることを私は切望しますが、せめて英国の外交のつめのあかをせんじてと言ったのは、アメリカのひげのちりばかり払わずに、つめのあかの中には回虫卵もおりますし、ばい菌もおりますから、参考にしていただきたいというほどの意味でありまして、私は英国の外交に必ずしもすべて同調しろなんということは夢にも考えておりません。
回虫卵をよくかんで食べればいいと言った議員さんがおるそうでありますけれども、あれは顕微鏡で見なければわからないものでございまして、ごみの中にもおるのであります。したがいまして、飲食店の水洗便所に対しては、補助金を出し、長期の金融をする、こういうふうにいたわりのある措置を次々ととれば、物価高もその点ある程度押えることができる。
確かに中性洗剤を使えば、回虫卵あるいはその他のものが洗浄されることは事実でありますが、その結果、厚生省が言っておるのと全く反対な結果が出ておることを指摘しなければならないわけであります。ある学者は中性洗剤の毒性を強く叫ぶとともに、その資料を添えて通産省に陳情されておるが、通産省からは何らの返事もよこしておられない。一体これはどういうことなのか。
くどいようですけれども、それならなぜこういう奨励じゃなくて、これは非常に疑義がある、確かに回虫卵その他はきれいに落ちるけれども、疑義があるから、だからよく水洗いをしなければだめです、間違えば毒性がありますというくらいのことをなぜPRしないのですか。PRしたらだれか困るのですか、だれか困る者がおるでしょうね。あなたがおっしゃったとおりなぜできないの。あなた方は奨励されておるのです。
○鈴木一弘君 洗浄の目的を著しく逸脱しない限りは無害であるということ、そういう報告がされて、そうして厚生省からは、それを使うに際して、いわゆる厚生省から推奨されたものである、大腸菌や、あるいは回虫卵というものが取り除かれるので、非常に使用するのには衛生的であるから野菜洗浄に使えということがいわれているわけですが、この報告書全部を読んでみますというと、人体に塗布した場合、あるいはそのほかに塗った場合、
ところがこれによりますと、効果の例としては回虫卵、農薬が落ちるとか水二リットルに茶さじで幾らとか、二、三分浸透しておくとか、あとで水洗いをして下さいというようなことが書いてございますが、これが普通の使用量でいけば、毒性はない、心配はない、こういうことなんですね。
回虫に至っては、全民衆の九〇%が回虫卵を持っておる。おそらく朴議長もあるいは回虫に多少やられておるのではあるまいかと思われる節があるような昨今の状況でございます。回虫というものは、これが肺臓を食い破って大脳の中に入りますと、大脳の中に断層ができることもよく御承知だろうと思います。さらに、十二脂腸虫に苦しんでおる人民は全人口の四〇%を占めておる。精神病患者は約三十万に達しておる。
これは当然でございまして、アメリカではなるほど回虫卵はいないと思いますけれども、農薬を非常にたくさん使っておりますので、農薬が口に入ってくるおそれがあるというようなことから、洗うのは当然だと思いますが、洗っているということでございます。
中性洗剤を普及するということが、一つは先ほど申し上げました農薬とか回虫卵とかいうものがございます。あるいは食器をされいに洗うというような点で、食中毒の予防ということに役に立つ、プラスの面が大へんございますので、そういう仕事をやっていきたいということでございます。
この広告の、本品は野菜果実等の洗浄に使用する場合、その実質を害せず、回虫卵除去並びに大腸菌等の除菌にすぐれた効果をあらわす、というふうな効果を認めるといたしますると、これは薬事法の第二条第二項第四号にも該当しないのであるかどうかということなのです。念のために薬事法の第二条第二項第四号を読みますと、「人又は動物の保健のためにするねずみ、はえ、蚊、のみ等の駆除又は防止」と書いてある。
確かに野菜から回虫卵を除くことはけっこうですよ、けっこうですが、今のような問題点があり、さらに上下水道の浄化作用の問出題についても、あるいはさらにこのABSを使って澱粉の除蛋白に使うというような計画がすでにこの中性洗剤を使っている会社の実験室で発表されている。こういうことを通じて、今のような態度では、厚生省として国民の生活を完全に保障しているとは私は考えられない。
確かに便利なもので、かつ、野菜の中の回虫卵などを除く上においては効果があるのですが、今のような界面活性剤としての非常な危険性もある。それらの点が十分調査されないで、むしろ食品衛生協会というような外郭団体を通じて行政的にこれをもっぱら宣伝広告させて、その宣伝広告自体がわれわれとしては非常にけしからぬと思うのですが、そういうようなことの中で、この中性洗剤というものが一般に広まっている。
横浜国立大学の建築学科の山越教授の「処置のない汚水」という題で、中性洗剤によってあわ立ちができる、そのあわ立ちの中で、つまり表面活性剤として、そのあわ立ちの中にいろいろなごみとか回虫卵とかが吸着されていくわけですね。だからそういう点では、一面においては非常に環境衛生上、皆さんの希望される点も満足できる。